「君たちはどう生きるか?」
2017年のベストセラーですが~
もう読んだことあるでしょうか…?
サラリーマンの僕、BONZINが「君たちはどう生きるか?」を読んで、特に参考になった3つのことから、その答えを考えていこうと思っています~
「君たちはどう生きるか?」は80年前の作品で、時代は違っても考え方や発想は、現代のライフスタイルでも使えます。
「君たちはどう生きるか?」はどんな話
「君たちはどう生きるか?」は主人公(コペル君)中学生と、おじさん(コペル君の親戚)との話、手紙から、コペルくんが考えて成長していく物語です~
そのうえでコペル君は、生きていくうえで、いろんな悩みや葛藤を抱えますが・・・
おじさんがコペルくんに、生きるうえのでのアドバイスをして成長していきます~
ふつうの自己啓発の本は正解が書いてありますが、「君たちはどう生きるか?」では答えがありません。
答えは読者である、僕たちが自分で考えて決めること。
コペル君とおじさんの話から、「あなたはどういう生き方をしていくか?を考えましょう」~ということを言いたいのですね~
では「君たちはどう生きるか?」から、特に参考になった3つのあらすじと僕なりに答えを考えていきましょう。
①世界は分子にすぎない
物語で、コペル君とおじさんが、ビルの屋上に2人で行ったときのエピソードです~
コペル君
おじさんは「一人一人の人間は、みんな広い世の中の一分子に過ぎない」と伝えます~
僕たちは、日常的に自分中心で考えてしまう習慣がありますよね?
例えば〜
「あの上司は、どうも嫌味が多いから苦手だ」
「今日の会議は、うまく進められるだろうか?」
自分の悩みが、世界の中心に回っているような錯覚に陥ります。
でもビルの屋上から、人を見下ろすと、人間なんて「めちゃくちゃ小さい」
世界も日本も、宇宙からみると完全に生かされている分子。
僕やあなたは分子に過ぎないので、自分の悩みなんて、広い世界からみると、ひとたまりもない。
そう~悩みなんて自分で大きくしているだけなんですよね??
ベストセラー「嫌われる勇気」でも、書かれていましたが、地図を自分中心で見ると、いつも真ん中に自分がいる。
だけど、反対側の世界の人からみると、あなたの悩みなんて、誰も知らない点と同じ。
もっと簡略していえば、すぐ10kmほど歩けば、あなたの悩みなんて誰も知らない。興味すらない。
あなたは分子だから、他の人からみると自然と流れる景色にすぎない〜
だから、悩みなんて空想じゃないの?
どれも自分で大きく作り上げているだけでは?と「君たちはどう生きるか?」は伝えているような気がしますね。
②網目の法則
コペル君は家にある粉ミルクをみて、思ったことを、おじさんに手紙で伝えます~
コペル君
おじさんは「それを生産関係と呼ぶ」と伝えます~
どういう意味なのか?
それは、自宅の家庭にある粉ミルクは、生産地の人が作りあげて、違う人が商品を運んできてくれる。
ひとつの物だけでも、どれだけの人が関わって、ここまで辿り着いたことだろうか?
世の中の身の回りの物は、どれも自分からはわからない多くの人が関わってできたということ。
網目状に繋がっている。これを生産関係というのですね~
もう昔も今も、生産関係なんて誰でも、知っていることですよね?
人は、いろんなことを経験して、そこから得た知識をまとめて、みんなで分かち合うことで成長してきたのです。
今の生活は、過去の先人たちの傑作ということかもしれません。
狩りや漁の時代から、ここまで作り上げたのは知識があったからだと思います~
だから、僕たちは、先人の知識を学なばなければいけません。
難しく言いましたが、「たくさんの本を読んで、たくさんの知識を提供しなさい」と伝えているのかもしれませんね~
③貧しい友からわかる答え
物語で、コペル君が同級性の浦川君が、学校に来ないことが気になって、家に向かいますが・・・
浦川君は、幼い弟をおんぶしながら、家業(油揚げを作る)を手伝って家計を助けていました~
コペル君
そこで、おじさんは「浦川君より貧しい人は、世の中にたくさんいる」
このことは、現代でも言えます~
僕の家は、お金がない・・・
いい車が買えない~
広い家に住めない~
僕らは裕福に暮らしている人を、羨ましいと思う習慣があります。
ですが、もっと広く世界をみると、あなたより貧しい生活をしている人は山ほどいるということです。
ここで言えることは「今の幸せをあじわうこと」ですね。
貧しい暮らしをしている人がいても、その人が誰かのために価値を提供しているなら、何もしていない消費マインドの人よりも、数倍幸せなのでは?と伝えているような気がしますね~
まとめ
「君たちはどう生きるか」から伝えたい答えを考えてみた~ということで・・・
「この本は答えがないので、自分で読みながら考えることになります。
そこで、タイトルとおり「僕たちは、どう考えて今のライフスタイルを生きるか?」という答えです。
もっとより本を知りたいかたは続きをご覧ください。

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